テクノロジー

飛行失敗の宇宙船が帰還 米砂漠地帯に着陸

 無人試験飛行時のエンジン制御失敗で国際宇宙ステーションへの接続を断念した、米ボーイングの新型有人宇宙船「スターライナー」が22日、ニューメキシコ州の砂漠地帯に着陸した。計画では着陸は28日の予定だった。

 宇宙船は上空で3つのパラシュートを広げ、機体下部のエアバッグを開いてゆっくり着陸した。

 ボーイングと米航空宇宙局(NASA)は、エンジン制御の失敗は自動運転のタイマーの不具合が原因とみており、詳しく調べる。スターライナーは20日、人体への負荷などのデータを集めるマネキンを載せてフロリダ州から打ち上げられた。(ワシントン 共同)

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