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銀座コリドー通り、新店舗続々 個性豊かな店集う大人の社交場

 大勢のサラリーマンが行き交う新橋駅(東京都港区)から有楽町駅(千代田区)にかけて飲食店が連なる「銀座コリドー通り」。仕事帰りにおいしいお酒と会話を楽しめる大人の社交場として注目が高まり、周辺に新しい施設もオープンしている。

 約400メートルの通り沿いにはカジュアルな雰囲気のフレンチレストランやオイスターバー、昭和レトロな立ち飲み屋など、個性豊かな飲食店がずらりと並ぶ。東京高速道路の高架下などを利用した、まるで建物の廊下のような見た目から、英語で「コリドー」の呼び名が付けられたとされる。

 昨年11月下旬、「食と遊」が融合した新店舗「EXBAR TOKYO(エクスバートーキョー)」が開店。懐かしのインベーダーゲームなどで遊びながら、世界各国のお酒と料理を味わえる。18種類のクラフトビールの好きな銘柄を、好きな量だけ飲める“量り売り”スタイルのサーバーは、ビール好きにはたまらない仕掛けだ。

 コリドー通りの裏側にあたる、新幹線やJR線の高架下を利用したエリアには、商業施設「URACORI(銀座裏コリドー)」がオープンした。秘密基地のような空間で、クラブや居酒屋のほか、おでんの屋台を囲んでお客同士が相席で交流を楽しむ「東京おでんラブストーリー」など11店舗が集まる。

 銭湯をイメージした「ゆBar」では、足湯につかりながらお酒が飲める。堀川修オーナーは「若い人や外国人観光客が日本の銭湯文化にもっと気軽に触れられるようにしたい」と話す。内装には閉店した銭湯から譲り受けた看板やロッカーが使われているといい、番台に座って写真を撮ることもできる。

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