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ファミリーマート 食品ロス削減に向け新たな「おでん販売方法」を開始

 ファミリーマートは14日、食品ロスの削減や店舗従業員の負荷軽減に向け、客からの注文ごとにレンジで温めて提供する、新たなおでんの販売方法を全国約6000店で開始した。

 従来はレジ横のおでん鍋に具材を入れ、売れずに数時間たつと廃棄されていた。新たな提供方法では、大根やちくわなどの売れ筋商品の組み合わせを事前にパック詰めで用意し、注文に合わせて調理することで賞味期限が大幅に延長され、廃棄を減らすことができる。

 また、鍋の洗浄や具材の仕込みなどの作業が不要となるため、従業員の負荷軽減にもつながる。

 加盟店は従来の提供方法との併用も選択でき、日中はおでん鍋で提供し、深夜帯はレンジおでんを提供するといった使い分けも可能。担当者は「売り上げが落ちる時期におでんの販売をやめていた店舗でも、今後は注文できる」と顧客側のメリットも強調した。

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