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暑さに強い蚕の新品種「なつこ」 群馬で今夏にも農家へ供給 

 群馬県は15日、暑さに強い蚕の新品種が9番目の「群馬オリジナル蚕品種」の認定を受け、今夏にも農家への供給が始まると発表した。猛暑でも健康に成育するため繭の収量確保につながり、生糸やシルク製品の生産にも役立つという。

 蚕の適切な生育環境の温度は23~28度で、35度以上の猛暑日が続くと死ぬなどする課題があった。

 県蚕糸技術センター(前橋市)で平成24年度から新品種の開発に取り組み、日本産原種「榛(しん)」と中国種原種の「明(めい)」を交配した交雑種が高温条件でも十分に育つことを確認。

 令和元年度の実証飼育でも好成果を収めたため、昨年9月の「ぐんまシルク認定委員会」で群馬オリジナル蚕品種の認定を受けたという。

 山本一太知事は15日の定例会見で新品種の名称が「なつこ」に決まったと発表。同席した県蚕糸技術センターの下田みさと主任は「繭の生産量は1割増となる」と利点を強調した。

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