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シニアの歩行助ける…体幹を支える紙おむつをユニ・チャームが開発 

 ユニ・チャームは16日、歩行に悩みを抱える高齢者を支援しようと、はくだけで体幹を支える世界初の技術を用いた紙おむつを開発したと明らかにした。2月4日に発売する。兵庫医療大(神戸市)と2016年から共同で研究していた。排泄(はいせつ)ケアの枠を超えた高付加価値品の投入により「健康寿命」に関わる市場を開拓する。

 加齢で腹筋が弱まると体の重心が前にかかり歩きづらさを感じる。新商品「ライフリー 歩行アシストパンツ」では、おなか周りの特殊なシートが腹圧を高めて骨盤を安定させるほか、股下の伸縮性も向上した。足を上げやすくなったり、歩幅が広がったりすることで、歩行機能を改善する効果が確認できたという。

 兵庫医療大リハビリテーション学部の川口浩太郎教授(運動器系理学療法学)は「はくだけでしゃきっとする印象だ。自分で移動できることはQOL(生活の質)向上につながる」と評価する。

 ウエスト60~85センチのMサイズが18枚入り、75~100センチのLサイズが16枚入りで、想定価格はいずれも1600円前後。

 高齢化に伴い大人用紙おむつの国内市場は毎年約5%ずつ伸び、今後も拡大が見込まれる。近年は機能性に優れ、外見上目立ちにくい薄型のパンツタイプが主流だ。

 花王の「リリーフ」は赤ちゃん用おむつの技術を生かしたはき心地のよさが特徴。大王製紙の「アテント」には、脚回りの漏れを防ぐために丈を伸ばしたタイプがある。

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