メーカー

独検察、「三菱自責任者」を捜査 排ガス不正、詐欺容疑

 ドイツにある三菱自動車の関係会社を家宅捜索した同国検察は22日までに、排ガス規制を不正に逃れた詐欺容疑で捜査を進めていると発表した。捜査対象は「国際的な自動車メーカー」や「国際的な自動車部品メーカー2社」などの「責任者」だと明らかにした。

 当局は会社名を伏せているが、対象は「三菱」ブランドの車と明記した。「責任者」の氏名や職責など詳細は不明。「自動車部品メーカー2社」については、デンソーとドイツ・コンチネンタルの部品大手2社が検察の立ち入り捜査を受けたと明らかにしている。

 ドイツ検察は、検査のときに有害物質の排出量を少なく見せ掛ける装置が、車のディーゼルエンジンに搭載された疑いがあるとみている。家宅捜索で押収した資料の分析を進める考えだ。

 検察は今回の疑惑と同様の仕組みで規制を逃れたとして、これまでにフォルクスワーゲン(VW)など国内の複数の大手メーカーを捜査。昨年4月にはVWのウィンターコルン元会長を詐欺罪で起訴した。同氏は排ガス規制逃れ問題が発覚した2015年当時、VWのトップを務めていた。(ベルリン 共同)

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus