金融

野村HD、海外復調で最高益

 野村ホールディングス(HD)が30日発表した2019年4~12月期連結決算(米国会計基準)は、最終損益が2514億円の黒字(前年同期は1012億円の赤字)だった。4~12月期としては、米国会計基準に移行した02年3月期以降で最高となった。米中貿易協議の進展期待を背景に海外事業の復調が寄与した。米国の金利低下を背景に、法人向けビジネスが堅調に推移。9月中間決算で保有する野村総合研究所の一部株式の売却益を計上したことも利益を押し上げた。

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