金融

自発的にダイバーシティー 損保ジャパン、推進活動次のステージへ

 損害保険ジャパン日本興亜はダイバーシティー(多様性)経営の浸透に向け、社員によるボトムアップ型の活動を加速する。女性活躍推進を牽引(けんいん)してきた女性社員4人が新たに有志参加型のコミュニティー「Next Stage(ネクストステージ)」を立ち上げ、今月から具体的な活動を開始。ダイバーシティー推進の次なるアプローチとして、社員の自発的な提案や行動を通じ、従来にない新たな次元で働き方の価値創造を目指す。

 昨年12月に全国規模でメンバーを募り、55人が参加。2月中に複数のチームがそれぞれテーマを決め、活動に入る。これに先立ち、昨年11月下旬に東京都新宿区の本社で「Diversity Meeting(ダイバーシティーミーティング)」を開いた。持ち株会社のSOMPOホールディングスの社外取締役である村木厚子元厚生労働事務次官がダイバーシティーの最新動向について講演したほか、損保ジャパン役員によるパネルディスカッションを通じ、ダイバーシティー推進の課題などに意見を交わした。215人が自主的に参加したほか、テレビ会議を通じ全国109拠点から意見が寄せられた。

 同社は2015年度からダイバーシティー推進による働き方改革に取り組む。18年度以降は会社側が主導するトップダウン型から社員が自主的に取り組むボトムアップ型にシフトし、「介護両立」、育児中の男性リーダーを中心に活動する「育児両立」のコミュニティーが始動した。19年度は4月の「LGBT-ALLY(性的少数者とその支持・理解者)」に続き、今回、4つ目のNext Stageを立ち上げた。

 各コミュニティーはSNS(会員制交流サイト)などを通じて情報を共有し、全社に発信する。さらに、働きやすい環境に向けた制度などを会社側に提言する方針だ。

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