現場の風

ユーグレナ、17歳のCFO 環境問題、若い世代から行動・発信

 ユーグレナ最高未来責任者(CFO)・小沢杏子さん(17)に聞く

 --最高未来責任者(CFO)に応募した理由は

 「ユーグレナという会社の名前は知っており、単に健康食品を作る会社というだけではなく、ミドリムシを原料にした燃料を開発して飛行機を飛ばそうとしているなど、地球環境問題にも取り組んでおり、この会社なら自分がやっている研究活動を通じて感じたことや疑問に思っていることをぶつけられると思った」

 --地球環境問題で思うことは

 「誰もが頭の片隅には置くけど、行動になかなか移せない。若い世代の中には高い問題意識を持つ人もいるが、それが世の中に広がっていない。でも常に発信し続けることが大事だと感じている」

 --ご自身で地球環境問題で具体的に取り組んでいることは

 「私がよく利用する外資系コーヒーチェーンの店では、水筒持参でコーヒーを注文すると、その水筒に注いでくれる。海外ではマイボトル持参は当たり前だが、日本ではほとんど見られないという。ユーグレナでは2030年に向けた行動計画について、私を含む小学生から高校生まで9人が策定作業に取り組んでいるが、メンバーのある小学生から『どうしてペットボトルを使っているの?』と指摘されたのがきっかけだった。小さなことだけどできることから取り組むことの大切さを学んだ」

 --CFOとして、どんなことを多くの人に伝えたいか

 「18歳以下は法律で守られている部分もあるからか、なかなか一人の人間として見てもらえていない面もある。それでもこれからの日本や世界を背負って立つ者として、地球環境問題において、さまざまな課題の解決の手掛かりを見つけて、世の中に発信していきたい。そのために、ユーグレナでは自分たちが描く未来と地球環境問題をテーマにした企画を考えている」

【プロフィル】小沢杏子

 おざわ・きょうこ 東京都内の高校に在学。小学3~5年生を米国で過ごす。高校では「フラボノイドと腸内細菌の関係」について研究。2019年度日本農芸化学会主催「ジュニア農芸化学会」でこの研究テーマの論文が銀賞。19年10月、ユーグレナの最高未来責任者(CFO)に就任。東京都出身。

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