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麻100%でも絹のようにしっとり 肌着ブランド「更麻」4月発売

 生活雑貨工芸品製造の中川政七商店(奈良市)は、麻100%使用のインナー(肌着)ブランド「更麻(さらさ)」を立ち上げ、4月8日に発売する。ゴワゴワ、チクチクといった硬いイメージが強い麻だが、独自開発の繊維により、伸縮性を加え、絹のようなしっとりとした肌触りを実現させた。 

 編立業のオカザキニット(和歌山市)が麻の繊維に特殊な加工を施した。そのうえで繊維表面の傷がつきにくく、湿度の高い梅雨の時期に編んで生地に仕立てた。さらに吉崎縫製所(京都府綾部市)で1枚ずつ縫製して仕上げた。これにより、天然素材でありながらも、綿の約4倍とされる吸水力と高い速乾性といった機能性を両立させた。

 色は白、薄い茶色をベースとした「生成」の2種類。それぞれにキャミソール(税別7500円)やショーツ(同4800円)、タンクトップ(同7900円)などを用意。全国の直営店やオンラインショップを通じて販売する。

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