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原油下落で最終利益半減 JXTG4~12月期、在庫評価損も響く

 石油元売り最大手のJXTGホールディングスが13日発表した2019年4~12月期連結決算は、最終利益が前年同期比55.2%減の1245億円だった。米中貿易摩擦による景気減速懸念で原油価格が下落し、備蓄する原油に在庫評価損が生じたことなどが響いた。

 原油安で、ガソリンなどの石油製品の販売価格も下がり、売上高は8.7%減の7兆6071億円だった。

 太内義明取締役常務執行役員は記者会見で「新型コロナウイルスによる肺炎の影響で、景気減速の懸念がある。足元で大きく資源価格が動いているので注視していきたい」と述べた。

 ガソリン価格の下落は足元でも続いており、経済産業省が13日発表した10日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、3日時点の前回調査と比べて1円20銭安い150円と、3週連続で値下がりした。

 調査した石油情報センターによると、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大に伴う世界経済の減速懸念から原油価格が下落し、小売価格に反映された。原油価格は世界的に下落が続いており、来週も値下がりが予想される。

 地域別では、41都道府県で値下がりした。下げ幅は石川の2円50銭が最大で、山口の2円40銭、群馬、山梨、長野の2円30銭が続いた。

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