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「婚姻届」も登場、乙女心をつかむ恋愛ゲーム 海外向けにキャラの設定も (1/2ページ)

 「恋人」は戦国武将-。多彩な男性キャラクターが登場するスマートフォンの恋愛ゲームアプリが大人の“乙女心”をつかんでいる。手軽にできるドラマのような疑似恋愛が、国内外の女性たちの心を癒やしている。現実世界で、お気に入りの登場人物と「結婚」できるイベントまで登場。現代の新しい恋愛の形となっている。

 「京になんか行くな」

 スマホの画面に金髪の男性キャラクターのせりふが表示されると、千葉県の女性販売員(31)は「かっこいい…」と顔をほころばせた。イケメンの正体は「タヌキおやじ」のあだ名で知られる徳川家康。ゲーム会社、ボルテージ(東京)の戦国時代を舞台にしたゲームアプリ「天下統一恋の乱 Love Ballad」のワンシーンだ。女性は「家康様のクールだけど優しい『ツンデレ』なところが好き」と話す。

 ゲームは自分が女性主人公となり、会話や行動を選択しながら、少女漫画を読んでいるような感覚で物語が進む。他にも明智光秀ら10人以上の戦国武将たちと疑似恋愛ができる。ただし相手の心をつかむためには課金が必要な場合もある。

 女性も1日数万円課金することがあるが、平成30年に結婚した中学校の同級生だった夫は理解を示してくれる。「夫は優しい人。ゲームの中の『恋人』への愛情は別次元のもの」としつつ「たくさんの恋愛相手がいて、人生を何倍も楽しめている気がする」と笑う。

 ボルテージは18年に携帯電話向けの恋愛ゲームを配信して以来、100タイトル以上を発表している。

 東奈々子副社長は「専用のゲーム機がなくても気軽にプレーできるようになって、20~40代の働く女性や主婦にも広がった」と解説する。

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