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IPO首位の香港市場打撃 新型肺炎で中国バイオテクノ企業が説明会延期

 世界首位の新規株式公開(IPO)市場である香港は、新型コロナウイルスの感染拡大に打撃を受けている。中国のバイオテクノロジー企業、イノケア・ファーマ(諾誠健華医薬)は香港上場に向けた投資家説明会の延期を決めた。

 がんや自己免疫疾患の治療薬を開発するイノケアは、新型ウイルスの感染拡大を受けて、需要調査を2月第2週に開始する計画を延期したと、情報が非公開だとして匿名を条件に関係者が明らかにした。同社は約2億ドル(約220億円)規模のIPOを計画していたという。同社の担当者はコメントを控えた。

 今回の決定はIPOの延期につながる可能性があるほか、香港上場を計画している他の企業にとっても良い前兆ではない。香港市場は昨年、中国アリババグループの大型上場もあり、調達総額400億ドル超と世界首位のIPO市場となった。今年もヤム・チャイナ・ホールディングスなど有名企業が上場する見通し。(ブルームバーグ Julia Fioretti、Vinicy Chan)

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