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アスリートのセカンドキャリア支援 バスケ宇都宮ブレックスの運営会社などが設立

 バスケットボールBリーグ・宇都宮ブレックスの運営会社、栃木ブレックス(宇都宮市)と、人材派遣などを手掛けるニチユウ(栃木県上三川町)は、スポーツ選手の現役引退後のセカンドキャリア支援を行う新会社「ブレックス・アスリートキャリア・マネジメント」を設立した。プロスポーツチームによるスポーツ選手のキャリア支援を目的とした会社の立ち上げは全国でも珍しく、新たな取り組みに期待がかかる。

 現役引退後のスポーツ選手がそれまで取り組んできた競技に関連した業界に残ることは難しく、他業種への再就職を目指すことにも不安を感じることが多いとされる。そんな姿を目の当たりにしてきた栃木ブレックスが、人手不足に悩む顧客企業を抱えたニチユウと連携。スポーツ選手の「『考えて取り組む力』や、『チームで働く力』などはビジネスでも通用する」という。

 支援対象は「スポーツを通して心身を鍛えてきた、18~45歳の人」で、競技やプロ・アマチュア、性別、住所は問わない。紹介先企業は県内に事業所を持つ企業が基本で、スポーツ選手、企業ともに登録無料。支援を希望するスポーツ選手は、新会社による面接と適性検査を通じて問題がないと判断されれば企業に紹介される。入社前のビジネスマナー教育やインターンシップも行い、競技を続けながら働きたい場合にも対応する。

 支援するスポーツ選手の募集はこれからだが、すでに複数業種の企業20社以上が登録。まずは月に1人以上の紹介実績を目指すとしている。18日に栃木県庁で会見した新会社の今井英二郎社長は「アスリートが生涯輝ける社会を目指す」と意気込んでいる。(根本和哉)

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