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5月料金、電力全社値上げ 再エネ賦課金増が影響

 大手電力10社が27日に発表した5月の家庭向け電気料金は、全社が4月に比べて値上げとなった。再生可能エネルギー普及のため、料金に上乗せされる賦課金の増加などが影響した。大手都市ガス4社では液化石油ガス(LPG)の価格上昇で大阪ガスが料金を引き上げる。

 標準的な家庭の月額電気料金の上げ幅は北海道電力の30円が最も大きかった。東京電力の20円、北陸電力と沖縄電力の15円、四国電力の13円が続いた。東北電力と中国電力は7円、九州電力は3円、関西電力は2円、中部電力は1円それぞれ値上げする。

 都市ガスの月額料金は大阪ガスが3円引き上げる。東京ガス、東邦ガス、西部ガスの3社は4月と変わらない。

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