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HDDなどのデータ抹消を検証

 ■オントラック、流出問題受け日本でも提供

 データ復旧サービスを手掛けるオントラック・ジャパンは、データ消去検証サービス「EVS」を始めた。ハードディスクドライブ(HDD)などのデータが正しく抹消されているかを検証し、NIST(米国国立標準技術研究所)のデータ抹消ガイドライン「SP800-88Rev.1(2014)」に準拠していることを保証する。グローバルでは提供してきたが、2019年12月に発覚した神奈川県庁HDD流出問題で、各自治体や企業からデータ消去の検証に関する問い合わせが増えたことから日本国内でも提供することにした。

 EVSでは2レベルのサービスを用意している。レベル1では磁気、NAND型フラッシュメモリー、光学メディアを対象に、標準インターフェースを介してユーザーがアクセス可能な媒体の領域上のデータに対して、残存データの検索・分析を行う。これには、媒体上のデータに対するデータ復旧可否アルゴリズム検索、媒体上の隠し領域であるHPAおよびDCOエリアの存在判定も含む。

 レベル2はレベル1の検証作業に加えて、HDDの場合は隠し領域内部の検証および再割り当て済みセクター内部の検証を実施する。NAND型フラッシュメモリーの場合は、個々のNANDICチップを機器から取り外すことで、隠し領域であるHPA/DCOやMicron Authentaにより保護されている領域の保護を無効化し、取得したイメージファイルの内部データの検証を行う。

 検証後はリポートを作成。必要に応じて調査結果の概要を提供し、詳細内容について当事者間で協議を行う。リポートにはメーカー名、型番などの最低限の項目が含まれているが、項目の追加も可能としている。(インプレスウオッチ)

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