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日本郵政、入社式を全面中止 NTTなど通信大手も 入社後から在宅勤務

 日本郵政グループは4月1日入社予定の新入社員約4300人が参加する予定だった入社式を中止し、オンラインなどでの代替手段も講じないことを決めた。新入社員研修も例年は都内の研修センターに集め、職種ごとに一堂に会して実施していたが、今年は地域ごとにグループ会社の支社や郵便局の会議室などに分散させて少人数で行うことになった。

 NTTやNTTドコモ、KDDIなどの通信大手も軒並み、入社式は中止する。各社とも原則、在宅勤務となっている一般の社員と同様に、新入社員も入社後から在宅勤務になるため「不安が大きいのではないか」(関係者)と懸念する声も漏れる。

 新入社員向けの社長のメッセージや研修講座などは自宅のパソコンやスマートフォンなどにオンラインで配信する。KDDIは通信関連の知識習得などの研修はオンラインだが「社会人としてのマナー研修など、対面指導の方が効果的なものについては、少人数に分けて分散開催する」(広報部)予定だという。

 ITでは楽天が4月1日開催予定の入社式を延期する。今後の実施の可能性については、新型コロナウイルスの感染拡大の状況を慎重に勘案した上で検討する。新入社員は自宅でビデオ会議システムを使ってビジネス基礎やプログラミング、AI(人工知能)などを学ぶ予定で、「研修は最低でも1カ月間は遠隔での実施となる」(広報部)。

 ヤフーも入社式はオンライン配信で行う。新入社員研修では、まず4月2日以降に少人数に分かれて順番で本社にパソコンとiPhoneと取りに来てもらってセキュリティーなどを設定し、その後は配属されるまでの研修をオンラインで行う。

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