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携帯電話大手、学生の携帯通信料を支援 在宅学習増加で

 新型コロナウイルス対策として大学などでオンライン授業の導入が広がっていることを受け、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの携帯電話大手3社は3日、学生など25歳以下を対象に、契約上の通信上限を超えても50ギガバイトまで無料で追加できる支援策を発表した。学生が自宅の通信環境を確保できるよう求めた総務省の要請に対応した。

 大学などでは新学期から、教室に集まって講義をせず、インターネット中継で動画を配信する「遠隔授業」を導入する動きが出ている。学生の中には1人暮らしなどで固定の光回線などを持たず、スマートフォンなどで聴講する人も多いとみられる。

 各社は大容量プランを設けているが、容量に上限がある。データ量の大きい動画を継続して視聴すれば、上限を超え、通信速度が制限される。

 制限を解除するためには、通常は1ギガバイト当たり1千円(税別)かかる。講義を視聴するための追加料金で学生の負担が大きくなる懸念が出ていた。 

 支援期間は、NTTドコモが5月末まで。KDDIとソフトバンクは4月末までとしたが、状況に応じて延長も検討する。

 ソフトバンクはスマホを使って他の機器をインターネットに接続するテザリングの利用にかかる月額500円も無料とする。低価格ブランド「ワイモバイル」の利用者も対象とした。

 総務省は同日、学生らの在宅学習に必要な通信環境を確保できるよう、携帯電話大手など電気通信事業者関連4団体に対する要請を実施した。携帯電話の通信容量制限について柔軟な措置を講じるよう求めた。

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