ニュースレビュー

Friday eye 4.3

 ●トヨタ、輸出向け国内5工場停止

 トヨタ自動車は3日から、愛知県や福岡県などの国内5工場で、計7つの生産ラインの稼働を止めた。新型コロナウイルスの感染拡大により海外需要が急減しているためで、生産停止の動きが北米や欧州などから国内にも波及した。感染終息が見通せない中、日産自動車や三菱自動車に加え、部品メーカーも国内工場の稼働停止や減産に追い込まれ、生産活動の先行きは不透明さを増している。トヨタは他社への委託分を含め国内では18工場で生産している。停止の対象となった工場は、いずれも輸出向け。

 ●東芝、東証1部復帰を申請

 経営再建中の東芝は3日、現在上場している東京証券取引所第2部から1部への復帰を東証に申請したと発表した。審査で認められれば経営の信用力が向上し、成長投資に向けた資金調達をしやすくなりそうだ。審査は数カ月かかるとみられる。東証は2月、1部昇格の基準を緩和し、必要となる適正な有価証券報告書を従来の直近5年分から2年分に変更。東芝は、法令順守のための内部管理体制を強化するなど、1部復帰の準備を進めてきた。東芝は2017年8月に1部から2部に降格した。

 ●米就業者、11年ぶり大幅減

 米労働省が3日発表した3月の雇用統計(速報、季節調整済み)は、景気動向を敏感に映す非農業部門の就業者数が前月から70万1000人減った。新型コロナウイルスの感染者急増による企業活動の停滞が響いた。減少幅は市場予想の約10万人を大きく上回り、リーマン・ショック後の2009年3月の80万人減以来、11年ぶりの水準となった。就業者数がマイナスに転じるのは10年9月以来、9年半ぶり。失業率も4.4%で0.9ポイント悪化した。 (ワシントン 共同)

 ●ユニゾ、従業員の自社買収で幕

 ホテル運営のユニゾホールディングスは3日、従業員などによる自社買収(EBO)が成立したと発表した。2日の期限までに9割弱の応募が集まり、成立の条件である発行済み株式の3分の2を超えた。全株式を取得する予定で、東京証券取引所第1部から上場廃止となる。上場企業によるEBO成立は初めて。

 ●携帯大手、通信制限を緩和

 NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの携帯電話大手3社は3日、25歳以下の利用者を対象に、データ通信容量の制限を緩和すると発表した。新型コロナウイルス対策でオンライン授業が幅広く導入されることを見据え、学生が携帯回線でも対応しやすくする。総務省が同日、業界に負担軽減を要望した。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus