金融

損保の不正請求 AIで防止 自動検知システム 協会と26社連携

 日本損害保険協会は7日、損保大手や共済組合など26社と連携して、人工知能(AI)を活用した保険金不正請求防止の取り組みを4月から始めたと発表した。自動車保険や火災保険の請求情報をAIが分析。詐欺など不正が疑われるケースを自動検知し損保各社の支払担当者に警告する。

 複数の会社が連携してAIによる不正検知システムをつくるのは国内金融業界で初という。これまでも各社で情報を共有してきたが、担当者が自分で過去の不正事例を調べる必要があった。

 関係者によると、例えば自動車保険の不正請求では、複数の人物が共謀して加害者と被害者を装い、故意に事故を起こして保険金をだまし取るケースなどがある。

 新システムは各社から不正に関する過去の膨大なデータを集約。AIが、不審な保険金請求のタイミングや請求関係者の居住地や勤務先などの情報から類似点を発見し、不正請求の可能性を指摘する。

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