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新型コロナで「ガス需要10~20%減も」日本ガス協会会長

 日本ガス協会の広瀬道明会長(東京ガス会長)は23日の定例記者会見で、新型コロナウイルスによる感染拡大の影響で、ガス需要が前年に比べ10~20%減る可能性があるとの見通しを明らかにした。

 レストランやホテルの利用が低迷し、ガス需要が減少しているのに加え、広瀬会長は、「鉄鋼、自動車、電機などの業界が生産の休止、縮小すれば影響が出てくる」とみている。

 ガス料金に関しては、「(原料の)LNG(液化天然ガス)は長期契約のためタイムラグがあるが、石油価格に連動するので、相当安くなる」という。一方で、資源国、資源会社にどのような影響がでるか注視する考えも示した。

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