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マスク生産設備に30億円 アイリス、100人雇用へ 宮城

 生活用品大手のアイリスオーヤマ(仙台市)は20日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、6月にマスク生産を開始する角田工場(宮城県角田市)に生産設備の一部を搬入し、報道陣に公開した。約30億円を投じて7月中に月1億5千万枚の生産態勢を整える。新たに100人を雇用する方針だ。

 角田工場では呼吸しやすさを高めたり、小顔に見えたりするなど計12種のマスクに加え、材料の不織布も製造する。

 この日は中国から取り寄せた設備をクレーンでつり上げ、工場の空きスペースに搬入した。同社の大山晃弘社長は「感染拡大の第2波が来る恐れもある。安心して使える製品を届けたい」と話した。

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