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JXTG社長に大田氏 構造改革をスピーディーに

 JXTGホールディングスは6月から「ENEOS(エネオス)ホールディングス」に社名を変更する。合わせて、事業の意思決定や執行を円滑にするため、グループの運営体制も見直す。こうした節目の時期の社長就任に、打診を受けた際は「グループのかじ取りを担うという責任の重さに身の引き締まる思いがした」と振り返る。

 国内石油需要の減退に加え、原油価格の急落、新型コロナウイルスの感染拡大など経営を取り巻く環境は厳しく、険しい船出となる。現在11カ所ある製油所の閉鎖など統廃合の加速を迫られる可能性もある。「課せられた使命は、グループ運営を速やかに軌道に乗せ、構造改革をスピーディーに実行すること」と決意を語った。

 2040年には石油需要は現状に比べ半減するとの危機感を持ち、これからの難局に挑む。「新しい事業を進める第一歩がこれからの3年」と現社長の杉森務氏は強調する。これに対して、「早く行動に移し、早く結果を出すのが課せられた責任」と断言した。事業会社社長で推し進めた電力小売りの全国展開やバイオマス発電、風力発電への参入といった強力な手腕を、グループ全体のかじ取りにも期待されている。(飯田耕司)

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【プロフィル】大田勝幸氏

 おおた・かつゆき 東北大卒。1982年日本石油(現JXTGエネルギー)。JXTGホールディングス取締役常務執行役員などを経て、2018年6月からJXTGエネルギー社長。61歳。鳥取県出身。

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