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サウジ産の原油価格がアジア向けに高騰 過去20年で最大引き上げ

 サウジアラビアはアジアと米国、地中海地域、欧州北西部向けの原油販売価格を引き上げた。ブルームバーグが7日に確認した価格表によれば、アジア向けの標準原油アラビアン・ライトの価格は、少なくとも過去20年で最も大幅な値上げとなる。

 石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」は6日のテレビ会合で、協調減産の7月末までの延長で合意し、厳格な減産順守とこれまでの不足分の埋め合わせを参加国に求めた。サウジは販売価格引き上げによって、原油市場の下支え戦略をさらに強化する。

 サウジの国営石油会社サウジアラムコの7月積み公式販売価格(OSP)引き上げ幅は、最大市場であるアジア向けが最も大きい。今回の値上げにより、ロシアとの価格戦争に伴う値下げ分が全体としてほぼ帳消しになる。

 サウジアラムコはアジア向けの全ての原油グレードのOSPを1バレル当たり5.60~7.30ドル引き上げた。これはブルームバーグの調査で示された予想(約4ドル)を上回る。アジア向けのアラビアン・ライトのOSPは1バレル当たり6.10ドル値上げし、中東産原油の指標価格を20セント上回る価格に設定した。(ブルームバーグ Anthony Di Paola)

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