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四角スイカ出荷始まる 香川県善通寺市の特産品、観賞用で人気

 さいころのような形をした「四角スイカ」の出荷が24日、香川県善通寺市のJA香川県筆岡集荷場で始まった。甘みが少なく食用には向かないが、装飾や観賞用として人気。1個の卸売価格は1万円程度。東京圏や京阪神地区を中心に、7月中旬までに約400個が出荷される見通し。

 四角スイカは善通寺市の特産品で、1辺が約18センチ。ソフトボールくらいの大きさになった熟す前のスイカを、立方体のプラスチック容器に10日間ほどはめて栽培する。きれいな形の商品になるのは、8割程度という。

 約50年前、話題づくりのために地元農家でつくる生産部会が開発。現在は7軒の農家が作っている。

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