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グーグル親会社も時価総額1兆ドルへ ハイテク株急伸で回復迫る

 米グーグルの親会社アルファベットが時価総額1兆ドル(約107兆円)の大台を回復しようとしている。最近の大型株の急伸を背景に、テクノロジー大手3社の時価総額は1兆ドルを超え、4社目となるアルファベットも大台まであとわずかに迫っている。

 アップルの株価は3月半ばから60%余り上昇し、時価総額は過去最高の約1兆6000億ドルと、米国株で最大。2位のマイクロソフトは3月以来50%の株価上昇で、時価総額が1兆5000億ドルを超えた。

 両銘柄とも、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に伴う経済的逆風をうまく免れているとの見方が強材料になっており、マイクロソフトはクラウド関連事業や在宅勤務の拡大で人気が高まっている電話会議用アプリ「Teams」への旺盛な需要を見込んでいる。

 アップルに対する楽観論の高まりは同社のサービス関連事業とウエアラブル製品の力強い売り上げが背景で、アナリストは年後半の第5世代通信規格(5G)対応「iPhone(アイフォーン)」の発売にますます期待している。

 アマゾン・コムの時価総額は約1兆4000億ドルと、米国株3位。新型コロナで多くの実店舗が休業に追い込まれ、電子商取引(EC)の需要が急増する中、アマゾン株は3月に付けた今年の安値から60%余り上げている。

 アルファベット株は3月の安値から40%近く上昇。今年に入り、同社の時価総額は一時1兆ドルを超えていた。(ブルームバーグ Ryan Vlastelica)

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