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損保ジャパンDC証券 ワンストップ提供の強みを発揮

 損保ジャパンDC証券社長・村木正大さん(57)

 --4月1日付で社長に就任した

 「確定拠出年金(DC)にかかわる全てのサービスをワンストップで提供できる『バンドル・サービス』が他社にない一番の強み。『人生100年時代、明るく豊かな老後の実現』に向け、私的年金であるDCの果たす役割や期待が高まっており、成長のチャンスを迎えたと感じている。最高品質のサービスを届けることで評価を高め、受託企業・加入者や資産残高の増加につなげる」

 --そのために取り組むことは

 「今秋からロボットアドバイザー(ロボアド)を搭載し、加入者への運用商品の提案から取引の実行、資産配分の変更まで一括でできる国内初の独自スマートフォンアプリ『つみたてナビ』を投入する。どの商品をどの程度選べばよいか分からないとの声を受け、ロボアドが加入者のリスク許容度に応じた提案を行う」

 --加入者にとって自己責任による資産運用は難しい

 「加入者は増えているが、過半数が元本確保型商品を運用している。これでは資産形成のための長期分散投資や運用益非課税のメリットを生かせない。こうした加入者をサポート、DC業界で圧倒的存在感を発揮する」

 --コロナ禍への対応は

 「情報提供の方法が変わる。24時間365日対応できるロボアドがキーデバイスになる。対面中心であった投資教育セミナーや研修会などもウェブ会議システムの利用、スマホでの動画配信などを拡充していく」

 --SOMPOグループでの役割は

 「DCは若い世代から長期分散投資を行い、年金受け取りまで長期にわたり顧客のライフステージに寄り添う仕事。グループの目指す『安心・安全・健康のテーマパーク』のど真ん中の事業といえる。DC事業を核にグループが持つさまざまな付加価値を提供していく」

【プロフィル】村木正大

 むらき・まさひろ 中央大法学部卒。1985年安田火災海上保険(現損害保険ジャパン)入社。2009年福島支店長、15年内部監査部長、16年理事、17年執行役員埼玉本部長兼千葉本部長、20年4月から現職。東京都出身。

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