金融

保険料の払い込み猶予急増、コロナ禍が家計圧迫 生命保険協会

 生命保険協会は17日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、会員各社が実施している特別取り扱いの申し込みが急増していることを明らかにした。6月末時点で、保険料払い込み猶予期間延長で約20万9000件、利息免除の新規契約者貸付で約85万6000件の申し込みがあった。この日就任した根岸秋男会長(明治安田生命保険社長)が記者会見で公表した。

 このうち保険料払い込み猶予期間延長は、すでに東日本大震災時の水準(約23万件)に迫っている。明治安田では、特別取り扱い開始から70日間の申込件数が震災後の同期間と比べて2・4倍に膨らんだ。

 根岸会長は「新型コロナが家計を直撃し、保障のニーズはあっても保険を継続することが難しくなっているのではないか」と述べ、保険料に関する特別取り扱いの件数が今後さらに増えていくとの見方を示した。

 根岸会長は同日までに産経新聞のインタビューに応じ、「コロナ禍のようなパンデミック(世界的な大流行)は持続するリスクであり、いまだ予断を許さない」と言及。契約者の声に耳を傾けながら必要に応じ、特別取り扱いの追加対策を検討する考えを示した。

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