明治安田生命保険が２１日発表した今年の夏休みに使うお金のアンケートによると、旅行などを含む休暇中の予算は、前年より２９１４円少ない６万５１５７円となり、アンケートを始めた平成１８年以降で最低だった。
夏休みに使うお金を昨年より減らすと答えた人は４５・６％と約半数。減らす人に理由を複数回答で尋ねたところ、「新型コロナウイルスによる外出自粛により使い道がないため」が６３・０％で最も多く、「預貯金に回すため」が３２・９％、「収入が減ったため」が２６・２％と続いた。
夏休みの過ごし方で最も多かったのは「自宅でゆっくり」（６０・６％）。前年の５６・２％から比率を上げた。一方、「帰省」は前年の１４・６％から８・５％に減少。「国内旅行」は１３・４％から７・１％に、「海外旅行」も３・６％から０・５％にそれぞれ下がった。