ワークスタイル最前線

障害者のテレワークを支援

 沖電気系がシステム開発 文字読み上げなど

 沖電気工業のグループ会社で、ホームページ制作などを手掛けるOKIワークウェル(東京)が障害者向けに開発したテレワーク支援システムを導入する企業や団体が増えている。視覚障害者用に文字の自動読み上げに対応し、操作画面上のボタンを大きくするなど身体に障害があっても扱いやすくした。新型コロナウイルス感染症による在宅勤務拡大も背景だ。

 多くの企業が導入しているビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」などに比べ、映像機能を標準搭載しないなど簡素な設計にしたことで気軽に使えるという。ウェブ上の仮想の会議室に入り、クリック一つで特定の人を呼び出し、音声やチャットで会話できる。

 OKIワークウェルは障害者雇用を目的とした「特例子会社」で、同システム「ワークウェルコミュニケータ」を2006年に自社内で導入し、外部への販売を翌年始めた。19年にパソコンだけでなくスマートフォンでも使えるようにした。

 ソフトのインストールなどは必要なく、クラウドに接続すれば利用できる。障害のある高校生などの学習支援にも活用する方針だ。OKIワークウェルは「システムを使って、障害者にとってより良い環境をつくりたい」としている。

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