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花王、最終益11.7%減506億円 6月中間 化粧品事業が苦戦

 花王が29日発表した2020年6月中間連結決算(国際会計基準)は、最終利益が前年同期比11.7%減の506億円だった。売上高は7.5%減の6671億円、本業のもうけを示す営業利益は13.8%減の744億円だった。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、化粧品事業がインバウンド(訪日外国人)需要の減少やマスク着用の常態化に伴うメークアップ商品の販売不振で苦戦。化学品やサロン向けのヘアケア商品も振るわず、ハンドソープの販売増では補い切れなかった。この日、オンラインで記者会見した沢田道隆社長は「非常に厳しい決算となった」と振り返った。

 同社は併せて通期の業績見通しを下方修正。売上高を従来予想の1兆5100億~1兆5300億円から1兆4300億円(前期比4.8%減)、営業利益を2200億~2300億円から1900億円(10.3%減)に修正した。1540億~1610億円になるとしていた最終利益は1340億円(9.6%減)を見込む。

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