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日本IBMデジタルサービス IT専門家集団が企業のDX支援

 日本IBMデジタルサービス社長・井上裕美さん

 --日本IBMのグループ会社3社が統合して1日付で発足した新会社の社長に就任した

 「日本IBMの社長である山口(明夫氏)から、『デジタルトランスフォーメーション(DX)事業の中核を担うために3社を統合する』と聞かされた。社会やテクノロジーの変革の速さに対し、楽しみながら明るく取り組めるのではないか、と社長就任を打診された」

 --新会社の強みは

 「金融業や製造業などに基盤のある3社を統合したことで、システムエンジニアやデータサイエンティスト、ITアーキテクトなど8つの先進技術と、業界知識により精通したITプロフェッショナル集団となった。お客さまの最も近いところでシステム開発から運用まで幅広く行ってきた3社の知見を結集し、お客さまのDXを支援したい」

 --DXを導入したい企業の要望は

 「会社内で蓄積されたデータをどのように活用していくのか、という視点はすべての業界で意識している。当社はさまざまな業界の知見を網羅しており、業界を超えた企業と手を組んでデジタル変革をしたいというお客さまにも素早く対応できる。新規領域の開拓と基幹業務の高度化を両輪で推進し、システムの安定運用とセキュリティーを担保していく」

 --新型コロナウイルスの感染が拡大する中、3社の統合作業を成し遂げた

 「3社の社員は在宅勤務の中で、統合関連業務のほとんどをリモートで行った。日本IBMでは、新型コロナの流行前からリモートを導入しており柔軟に対応できたが、社員同士や社員とお客さまが直接会えない状態は続く。オンラインでのコミュニケーションをより一層、円滑化してニューノーマル(新常態)に対応したい」

【プロフィル】井上裕美

 いのうえ・ひろみ 慶大卒、2003年日本アイ・ビー・エム(IBM)入社。システムエンジニアとして官公庁のシステム開発などを担当。19年ガバメント・デリバリー・リーダーなどを経て、20年7月から現職。

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