メーカー

衛星計測活用の海洋データ提供 ウミトロン

 水産ベンチャーのウミトロン(東京都港区)は、衛星リモートセンシング(遠隔計測)技術を活用した海水温などの海洋環境データを養殖事業者向けに提供するサービスを始めた。広範囲の海洋環境の変化をとらえることで、無駄のない餌やりに役立ててもらう。

 新サービス「ウミトロンパルス」は、地球観測衛星による観測データを基に、海水温や塩分、海水に含まれる溶存酸素、波高などの海洋環境データを提供。さらに48時間先の海洋環境の変化も予測する。現在はパソコン向けのサービスだが、スマートフォン向けも検討している。

 養殖事業者にとって、餌代は年間経費の7割を占める。既存の通信インフラによる観測では限界があり、長年の経験と勘から餌の量を決めていたが、結果的に餌をやりすぎることが多かった。衛星による海洋観測データの活用で、海洋環境にあわせた形での餌やりが可能になり、餌の無駄づかいが減らせる。

 ウミトロンは2016年設立。シンガポールにも拠点を置く。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus