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列島大移動ならず JR東の新幹線特急利用者、帰省少なく土日81%減

 JR東日本は11日、土日と祝日で3連休だった8~10日の新幹線と在来線特急の利用者は前年同期比81%減だったと明らかにした。前週の土日(1、2日)は83%減で横ばい。7日からはJR各社の「お盆期間」だが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い自治体による移動自粛要請が相次ぎ、例年のような帰省による列島大移動とはなっていない。

 JR東によると、16都県主要18駅の自動改札利用実績は8、9日の土日2日間で、多くが前年同期比50~60%台の減少。前週の傾向とほとんど同じだった。秋田の79%減が最も減少幅が大きく、盛岡69%減、新潟68%減、山形67%減と続いた。

 平日の3~7日は、減少幅が40%台の駅が多かった。水戸は25%減、千葉は27%減。一方で新青森は71%減と大きな減少だった。

 東京・山手線の平日の通勤時間帯は2月初旬と比べ39%減、土日は前年と比べ53%減。前週とほぼ同じだった。

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