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TikTok交渉近く判断 米大統領、オラクル提携案

 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領は15日、中国系の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を運営する北京字節跳動科技(バイトダンス)と米オラクルの提携交渉が「合意間近だと聞いた」と述べた。ロイター通信によると同日、米関係閣僚が対応を協議。トランプ氏が近く提携案を承認するか判断する見通しという。

 欧米メディアは15日、提携案ではバイトダンスが、ティックトック米国事業を引き継ぐ法人の過半数の出資を握る方向だと報じた。ムニューシン米財務長官は米メディアに、バイトダンスが「米国にグローバル拠点を置く」内容で、国内で2万人の新規雇用を約束したと明らかにした。

 トランプ政権は安全保障上の懸念があるとして、ティックトック米国事業の完全売却をバイトダンス側に求めていた。同社が米事業に影響力を残す提携案を承認すれば方向転換となる。

 オラクル会長のエリソン氏はトランプ氏の支持者として知られる。トランプ氏は15日、記者団に「エリソン氏が好きだ」と話した。

 バイトダンスがオラクルを「技術パートナー」として提携する案は、週内に米政府の買収審査機関である対米外国投資委員会(CFIUS)が精査し、対応策を大統領に提案。これを受けてトランプ氏が最終的な判断を下す見込みだ。

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