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大戸屋がコロワイド傘下へ 11月4日臨時総会、会社提案見送り

 大戸屋ホールディングス(HD)は17日、筆頭株主のコロワイドから求められていた臨時株主総会を11月4日に東京都内で開催すると発表した。議案はコロワイドが提案した経営体制刷新のための人事案のみで、大戸屋HDは会社提案を行わないことから、コロワイドによる連結子会社化が決定的となった。

 コロワイド側の株主提案は、大戸屋HD現取締役11人のうち窪田健一社長を含む10人の解任と、新たに取締役7人を選任する人事2議案。17日の大戸屋HD取締役会では、一定数の株主がTOB(株式公開買い付け)に応募し、成立したことを踏まえ「株主提案に賛成するか否かについては当社の株主の皆さまのご判断に委ねる」と決議し、会社提案を見送った。

 コロワイドが新取締役候補者として挙げた創業家出身の三森智仁氏は、急逝した父で創業者の久実氏への功労金支給などをめぐり、現経営陣と対立。2016年2月に退社した経緯がある。現取締役1人が解任候補から外れ残留するが、コロワイド出身取締役との橋渡しとして機能するかどうかは不透明だ。大戸屋HDをめぐっては昨年10月、創業家から株式譲渡を受けて筆頭株主になったコロワイドがグループ傘下入りを打診。以来、両社間での綱引きが続き、大戸屋HD定時株主総会でコロワイドによる取締役選任の株主提案に会社側が反対するなど、主導権争いが続いてきた。コロワイドによるTOB成立で大戸屋HD株の保有割合が約20%から46.77%に引きあがり、連結子会社化実現のめどが立っていた。

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