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東京ゲームショウ、オンラインで開幕 出展400社の番組など多彩

 世界最大級のゲーム展示会「東京ゲームショウ2020」が23日、開幕した。新型コロナウイルス感染予防のためイベント会場の利用を断念し、初の完全オンライン開催となった。23日は非公開の企業向け商談会のみで、24日夜以降に一般公開が本格化する。27日まで。出展は約400社で、公式ホームページ上に各社が番組を開設する形に切り替えた。

 各社がゲームごとに配信する番組の他、主催者企画としてゲーム開発者らの講演や、優れたゲームを表彰する「日本ゲーム大賞」発表など例年と変わらない多彩な内容を用意したとしている。いずれも無料で視聴できる。ゲームの腕を競う「eスポーツ」の大会は国内外で人気の「ストリートファイターV」など4ゲームで開く。世界トップレベルのプロゲーマーの試合を自宅に居ながら観戦できる。

 毎年好評の公式グッズは、インターネット通販のアマゾンジャパン(東京)と提携し特設サイトを通じて販売する。アマゾンのサイトを閲覧した人をゲームショウの公式サイトに誘導し、視聴者の拡大も目指す。

 新型コロナによる外出自粛に伴う「巣ごもり需要」でゲーム業界は活況だ。任天堂が3月に発売した家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」のソフト「あつまれ どうぶつの森」は一大ブームになった。11月には新型ゲーム機「プレイステーション(PS)5」などの発売も控え、東京ゲームショウには熱い視線が注がれる。

 PS5はソニー・インタラクティブエンタテインメントが11月12日に発売。米マイクロソフトも新型ゲーム機「Xbox(エックスボックス)シリーズX」を11月10日に投入する。ゲームソフト各社は新作を続々発表しており、東京ゲームショウの配信番組にも注目が集まる。

 巣ごもり需要でゲーム各社の2020年4~6月期連結業績は好調だった。任天堂の最終利益は前年同期に比べ約6.4倍の1064億円と大幅に増えた。「ドラゴンクエスト」シリーズなどで知られるスクウェア・エニックス・ホールディングスの最終利益は約3.5倍の143億円。「信長の野望」シリーズなどが人気のコーエーテクモホールディングスの最終利益は約3.0倍の66億円だった。

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