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プリンスホテル 江戸と東京を一体演出「気軽に使って」

 プリンスホテル社長・小山正彦さん(64)

 --9月1日、新たに「東京ベイ潮見プリンスホテル」(東京都江東区)が開業した

 「新型コロナウイルス感染拡大の影響で訪日外国人客はほぼゼロになっているが、必ず元に戻していかなければならない。われわれは実現に向けてホテルとして役割を背負っている。日本・東京の魅力をまずは国内に、ゆくゆくは海外に発信し、外国人客にもう一度日本に帰ってきてもらえるよう頑張りたい」

 --新ホテルの立地は、JR東京駅と東京ディズニーリゾート(TDR)最寄り駅のJR舞浜駅の中間地点だ

 「近くにTDRがあり、潮見駅から見て東京駅の手前には門前仲町のような伝統的な和の雰囲気が漂う場所もある。客室の廊下の壁などには、浮世絵と東京のビルが立ち並ぶ都市の風景が一体となったイラストが施されていて江戸と東京を合わせた雰囲気を演出している」

 --1階レストランでは朝食セットを2970円(税・サービス料込み)で提供している

 「当ホテルとしてはリーズナブルな価格設定だ。まずは地元の方々に気軽に何回も使ってもらいたい」

 --ほぼすべての客室で最大定員が3、4人だ

 「当初からの計画で、家族連れや友達同士のお客さまが1つの部屋で滞在できるようにシングルベッドが4台ある部屋もあれば、2段ベッドが備わった部屋もある。広めの部屋に1人で泊まりリモートワークで使いたい、との要望にも応えられる」

 --客室のテレビ画面で大浴場やレストランの混雑状況が確認できるなど新型コロナ対策が取られている。ほかにどんな対策があるか

 「1階には出入口が3つあり、個人客、団体客の動線がかぶらない。新型コロナ対策を考える前からの構想だが、昨今の状況を踏まえると最適な形だと思う」

【プロフィル】小山正彦

 こやま・まさひこ 1979年3月プリンスホテル入社。グランドプリンスホテル高輪総支配人や軽井沢プリンスホテル総支配人などを歴任。2018年4月取締役副社長執行役員社長補佐、マーケティング部、営業部担当兼セールス&マーケティング本部長などを経て、同年6月から現職。兵庫県出身。

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