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「安くて分かりやすい」 楽天5G、値下げ競争の起爆剤に

 月2980円で開始、三木谷社長「安くて分かりやすい」

 楽天は30日、第5世代(5G)移動通信システムのスマートフォン向けサービスを始めたと発表した。

 料金は現行の4Gと同じ月額2980円(税別)にした。データ通信は無制限となる。NTTドコモなど大手3社の半値以下にして対抗する。

 三木谷浩史会長兼社長はオンラインで記者会見し「携帯料金を下げようというのが一つのナショナルムーブメントになっている。安くて分かりやすいのが一番だ」と強調した。

 30日時点で5Gサービスを利用できる地域は札幌市、さいたま市、東京都世田谷区と板橋区、横浜市、大阪市、神戸市のそれぞれ一部。2021年3月までに47都道府県に広げる。

 楽天は同日、独自開発した5G対応端末を6万9800円(税込み)で発売した。発売済みのシャープ「アクオスR5G」もソフトウエアを更新すれば5Gを利用できる。

 楽天は4Gでも自前の回線網を展開する地域が東京23区や名古屋市、大阪市など主に都市部に限られている。4G、5Gともに基地局整備の加速が課題となる。

【用語解説】楽天の携帯電話事業 インターネット通販大手の楽天が子会社「楽天モバイル」で手掛ける携帯電話事業。2014年に携帯大手の回線を借りてサービスを提供する格安スマートフォン事業に参入。20年4月には自前で整備した通信網を使う本格事業を開始した。300万人を対象に契約から1年間の通信料金を無料とするキャンペーンを実施中で、6月に契約数100万件を突破した。

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