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米新興EV相次ぐ上場 審査経ず合併活用、疑念も

 電気自動車(EV)を手掛ける米新興企業が相次いでスピード上場を決めている。「特別買収目的会社(SPAC)」と呼ばれる上場企業と合併する手法を活用するのが特徴だ。ただ新規株式公開(IPO)時の厳しい審査を経ずに上場するため、「ウォール街への裏口」や「不正の温床」といった疑念もくすぶる。

 ピックアップトラック型のEVを開発しているニコラは6月、SPACと合併することでナスダック上場を果たした。9月に資本業務提携を発表した自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)のメアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)は事業の査定に自信を示していたが、ニコラは技術を誇張した疑いが浮上し創業者が辞任した。GMによる出資手続きが遅れるなど混乱している。

 フィスカー・オートモーティブは7月、ローズタウン・モーターズも8月にSPACと合併して上場する計画を発表した。(共同)

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