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「ピカチュウ」生みの親、春日大社にコロナ退散願う絵馬をデザイン

 人気キャラクター「ピカチュウ」の生みの親として知られるデザイナーのにしだあつこさんが5日、新型コロナウイルスの退散を願って制作した2種類の新キャラのイラストを春日大社(奈良市)に奉納した。

 新キャラは、疫病退散の御利益があるとされる妖怪アマビエをモチーフにした「はるちゃん」と、春日大社の神の使いの白鹿の「はくちゃん」。境内の授与所で6日から、新キャラをあしらった疫病退散絵馬が1枚千円で頒布される。

 にしださんは、コロナ禍で影響を受ける人を元気づけようと考え、知人で奈良在住のゲーム会社役員を通じ、イラストを奉納する運びになったという。

 この日、御本殿で奉納奉告祭を行った花山院弘匡(かざんのいんひろただ)宮司は「コロナ退散を願い、1月末からおまつりをしており、祈りのお力添えをしていただいた」と感謝。参列したにしださんは「神様にイラストを“納品”するのは初めてなので緊張しました。絵馬を見てほっこりしてもらえたら」と笑顔で話した。

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