金融

メガバンク、異業種とデジタル提携加速 薄れゆく存在感…次世代金融に転換 (2/2ページ)

 今年4月、三菱UFJFGはグループ全体のデジタル推進を担ってきた亀沢宏規副社長を社長に昇格させた。同社初となる理系出身のトップ人事は、金融のデジタル化に一気にかじを切る姿勢を強調したものだ。

 「(顧客との接点を確保するには)もっといろいろな企業と組むことが大切だ」。就任に向けた会見でこう強調した亀沢氏は、海外企業との協業でグローバル市場開拓までを見据えた戦略を進めている。2月に東南アジアの配車サービス最大手グラブと資本提携し、最大7億600万ドル(約745億円)を出資する。

 一方、三井住友FGは4月28日、ネット証券最大手でベンチャー投資も手がけるSBIホールディングス(HD)との資本業務提携を発表した。IT企業関係者は「両者がそれぞれ強みを持つリアルとネットの融合を図る狙いだ。大手同士が手を組む可能性は今後も十分ある」と指摘する。

 メガバンクの先駆けとなったみずほグループの誕生から20年。取り巻く環境が大きく変わる中、メガバンクの経営課題を探った。(肩書は当時)

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