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JR東海がリニア車内を初公開 先頭形状改良、座席や内装変更

 JR東海は19日、8月から山梨リニア実験線で走行試験を始めたリニア中央新幹線の改良型試験車の報道向けの試乗会を開き、車内を初公開した。従来の試験車L0系と比べ、先頭部の形状を改良して空気抵抗を減らし、座席や内装も一部変更した。この日は、開業時に予定している最高時速500キロで試験走行した。

 車内は白を基調とした明るいデザイン。ゆったりとした座席スペースを確保するために背もたれの高さや座席の幅を拡大し、座面には新式のクッションを採用した。USBコンセントを全席に装備している。

 車内の反射音を低減させるため、先頭車両と中間車両でそれぞれ新しい素材を採用。荷台はシンプルな造形にして足元に荷物を置けるスペースを設けた。

 改良型試験車は、1997年に山梨リニア実験線で本格的な走行試験を始めてから4代目となる。L0系に比べ、先端部に丸みを持たせ、空気抵抗を約13%低減させた。地上と車両にそれぞれ設置したコイルを利用して発電する電源装置を採用し、軽量化している。

 JR東海は「リニアはトンネルが多いので、車内空間を明るく演出し、快適性も向上させた」としている。

 JR東海はリニア中央新幹線について、東京・品川-名古屋間の2027年開業を目指しているが、建設が遅れ開業延期が不可避となっている。

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