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ファンドがスターフライヤーに出資へ 資本増強、100億円規模も

 ANAホールディングス系の中堅航空会社スターフライヤー(北九州市)に対し、国内独立系の有力投資ファンド、アドバンテッジパートナーズ(東京)が出資する方向で調整に入ったことが26日、分かった。スターフライヤーが実施する第三者割当増資を引き受ける方向。資本増強は総額で100億円規模になる可能性がある。

 地方航空会社の増資が実現すれば、新型コロナウイルスの流行後で初めて。

 関係者によると、アドバンテッジパートナーズは単独での出資に慎重な意向を示しており、スターフライヤーの既存株主など他の企業が加わることを条件に挙げている。

 ただ、筆頭株主のANAも経営環境は厳しく、グループの路線網を担う系列航空会社にどのような支援姿勢を示すかが焦点だ。スターフライヤーと同じ福岡県に本社を置くTOTOや安川電機などの大株主も追加出資の余裕はないとの見方がある。増資の引受先探しや、資本増強の規模をめぐり、なお曲折もありそうだ。

 アドバンテッジパートナーズは取材に「個別の案件にはコメントしない」とした。

 スターフライヤーは30日に2020年9月中間決算の発表を予定している。3月末時点で67億円あった純資産は6月末に32億円まで激減し、資本増強が急務となっている。

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