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キオクシア上場年明け以降 ベインキャピタル日本代表「見通し示せる時期に」

 半導体大手キオクシアホールディングス(旧東芝メモリホールディングス)株式の過半を持つ米投資ファンド、ベインキャピタルの杉本勇次日本代表は18日までに共同通信のインタビューに応じ、キオクシアの東京証券取引所への上場時期について「年内は難しい。(事業の)見通しを示せるタイミングで上場することが適切だ」と述べた。

 キオクシアは中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)に対する米国の制裁強化で同社に製品を出荷できなくなり、10月6日に予定していた上場の延期を決めた。杉本氏は「制裁で売り上げがごっそり消えてしまう。業績に不透明感が出てくる」と説明した。

 キオクシアが手掛ける記録媒体「フラッシュメモリー」については「需要は中長期的に伸びていく」と強調した。一方、新型コロナウイルスで影響を受けた景気動向を見極めることも上場時期の判断に重要とした。

 韓国半導体大手SKハイニックスは、ベインを中心とした「日米韓連合」として東芝メモリ買収に参加した。SKによるキオクシア買収の可能性に関し、2028年までは15%超の議決権を持てない契約があることや、独禁法に触れる恐れから「難しい」と否定した。SKは米インテルの半導体メモリー事業買収を発表している。

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