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「世界レベルで技術革新リード」 NEC次期社長・森田氏が抱負

 NECは30日、最高財務責任者(CFO)の森田隆之副社長(60)が社長に昇格する人事を発表した。新野隆社長(66)は代表権のある副会長に就く。2021年4月1日付。業績が低迷する中で新野氏が推進してきた構造改革に一定のめどがついたと判断した。

 森田氏は海外事業に精通し、企業投資を担う事業開発部門の本部長を務めるなど外国企業の合併・買収(M&A)を多く手掛けてきた。

 16年に社長に就いた新野氏は、ディスプレー事業の売却など構造改革を進める一方、第5世代(5G)移動通信システムでNTTと提携したほか、スイスの大手金融ソフトウエア会社を総額約2380億円で買収するなど、海外企業にも積極的な投資を続けてきた。

 森田氏は30日、オンラインで記者会見を開き「世界レベルで技術革新をリードし、日本のデジタル化に貢献したい」と抱負を語った。

 海外事業については、連結売上高に占める比率を、現在の約25%から半分程度に引き上げるのが「健全」との認識を示した。

【プロフィル】森田隆之氏 もりた・たかゆき 東大卒。1983年NEC。2018年6月から副社長兼CFO。大阪市出身。

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