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GM、新興EV二コラとの資本提携を撤回 疑惑浮上で見直し

 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は11月30日、電気自動車(EV)の米新興企業ニコラとの戦略的提携を見直すと発表した。ニコラが技術を誇張してきた疑惑が浮上し、柱となるニコラへの出資を撤回した。

 GMは環境対応を重視し、ガソリン車から電動車への構造改革を急いでいる。バーラ最高経営責任者(CEO)はニコラの査定に自信を示していたが、誤算となった。

 提携は、ニコラが開発を進める主力の大型商用トラック向けにGMが燃料電池を供給する内容にとどめる。GMは20億ドル(約2080億円)相当のニコラ株式を取得し、ピックアップトラックの生産を受託する計画だったが、いずれも取りやめた。ニコラは声明で、ピックアップトラックに関し「GMに依存していた」と述べ、開発計画自体を断念すると表明した。

 疑惑は9月の提携直後、ニコラ株の空売りを仕掛けていた米投資業者が告発。ニコラ創業者の会長が辞任し、米司法省などが調査に乗り出す事態に発展していた。(共同)

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