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風力発電、保守にドローン 鉄塔や電線点検でも活躍

 東京電力パワーグリッド(東京)と中国電力ネットワーク(広島市)などは、鉄塔や電線の点検のため広島県府中市の山中を飛ぶドローンを、約600キロ離れた東京・虎ノ門から制御する実証実験を公開した。点検のコスト削減や効率化が狙いで、実用化を目指す。災害時の迅速な対応にもつながるという。

 往復5.2キロの経路を移動する様子を東京の事務所の画面に映し、担当者が制御していた。現行ルールで禁止されている150メートル以上の上空も国土交通省の許可を得て飛行した。目視できない遠方から操縦し、150メートル以上を飛ぶのは国内で初めてとしている。

 山頂と山頂をつなぐ電線は、間の谷間からの高さが150メートル超になり、現在は飛べない場合がある。規制緩和を働きかけ、将来的には電線に沿って安全に飛行できる経路作成を図る。

 現在の点検ではヘリコプターを使ったり、作業員が現場近くまで行ってドローンを飛ばしたりしている。ドローンによる遠隔点検でコストを半分以下にできると見込んでいる。物流会社など異業種向けの技術活用も検討する。

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