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GoTo延長「仕組み工夫し中小にも恩恵を」 旅行業者要望

 政府の観光支援事業「Go To トラベル」の延長は、来年6月末までをめどとする意向が表明された。これまで同事業の恩恵を受けにくかった中小の旅行業者への利用を促すような仕組みも検討されることとなり、旅行業者などからは制度改善を要望する声があがった。

 「延長はありがたいが、中小の業者にも恩恵が来るようにしてもらわないと」。東京都杉並区の旅行会社「飛鳥旅行」の村山吉三郎社長(68)はそう訴える。

 新型コロナウイルス感染拡大で、売り上げは1割ほどに。3密(密閉、密集、密接)を避けるためか、主要顧客だった大学生や会社などの団体旅行が激減したのが響いた。村山社長は「最近の若者はネット予約ばかり。われわれには全然『Go To』なんか来てないよ」と打ち明ける。

 観光庁によると「Go To トラベル」利用者の1人あたりの平均旅行代金は11月15日時点で1万3627円。団体旅行客の利用が多い低価格帯は避けられている傾向がみえる。

 村山さんは「コロナで本当に困っているのは中小のホテルや旅行業者。割引率などで大手以外にも恩恵が回るような工夫をしてほしい」と声を絞った。

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