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米グーグル、AI研究者「解雇」で波紋 会社批判で

 米グーグルの著名な人工知能(AI)の黒人女性研究者が、会社側を批判したら「解雇された」とツイートし、波紋を広げている。グーグルは自由闊達(かったつ)な企業文化で優秀な人材を引き寄せてきたが、このところ会社側と社員が対立する事態が続いている。

 研究者は、グーグルの倫理的AIチームの共同リーダー、ティムニット・ゲブルさん。AIの顔認証は、黒人などの有色人種で精度が低いことを指摘した研究で知られる。監視カメラを使った犯罪捜査への懸念が強まるきっかけとなった。

 米メディアによると、ゲブルさんは社内メールで、AIを懸念する論文の撤回を会社側から求められたと批判。同社幹部は、論文は最近の研究結果を反映していないと説明しているという。

 インターネット上では、グーグルに対し、経緯の説明などを求める署名活動が行われており、4日までにグーグル社員や外部研究者ら2千人以上の署名を集めた。(共同)

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